ZIPP 303 firecrest

ZIPP 303 firecrestの後輪です。

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SAPIM CX-RAYのストレートプルスポークで組まれています。

ハブやリムは専用品ですが、スポークとニップルが市販の部品なので、

ちょっと手組みホイールに近い感じです。

リムが豪快にぶっといですね。ぶつぶつですし・・・

 

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ハブのフランジ幅はやや広め。

フリー側がラジアル組み、反フリー側が2本組みです。

理論上両側ラジアル組みの次に駆動剛性が低くなる組み方です。

反フリー側のクロス数をもっと大きくすればもう少し駆動剛性が高くなり、

反フリー側のスポークテンションももっとフリー側に近くなると思うのですが・・・

とは言え、ストレートプルスポーク用のハブなので組み替えることもできませんし、

レースなどでもガンガン使われているのでこれで問題ないのでしょうね。

ハブとスポークを取り替えて組み直したい衝動に駆られますが・・・

「ペダルからシューズを外すときに踵をホイールに突っ込んでしまい、

ショップで修理してもらったのですが、どうもおかしいんです。」

ということで当店まで送ってもらいました。

大きな振れが2ヶ所あり、リムが反フリー側に寄っていてセンターがずれています。

スポークのテンションも全体的に低く、ハブにガタもありました。

スポークに損傷は無かったので、全てきっちり調整しておきました。

このままでは右側のブレーキシューが間違いなくリムに擦るので、

ブレーキのセンター調整をしてくださいね~。

サイクルショップはたの