GOKISOホイールの組み替え
お客様からお預かりしたGOKISOホイールです。
リム高33mmのカーボンチューブラーリムにホシのエアロスポークの
組み合わせです。
フロントは20Hラジアル組です。
リアは24Hで、フリー側4本組み、反フリー側ラジアル組です。
このリムはインターナルニップル仕様なのですが、
エクスターナルニップルを逆さまにして組んでありました。う~む。
GOKISOハブのフランジ‐センター間の距離ですが、
フリー側はエボリューションライトハブと同じくらいです。
11速用のハブですと、フリー側についてはどれも同じようなものですね。
反フリー側は、
フランジ‐センター間の距離がえげつなく短いです。
反フリー側のフランジ-センター間が短いと、
反フリー側のスポークテンションがフリー側のスポークテンションに近くなるので、
スポークテンションという部分だけを見るとそれはそれでいいのですが、
これだけフランジが中心寄りになると、横剛性に少なからず影響が及ぶはずです。
フランジの直径を大きくし、P.C.D.を大きくすることで補っているのでしょうか。
で、このハブにはリム高50mm、リム幅25mmのカーボンチューブラーリムを
組み合わせました。
スポークはSAPIMのCX-RAY、ニップルはゴールドです。
リムの表面仕上げは3Kツヤ無しです。
フロントは20Hラジアル組で754g(リム412g)です。
ちなみにフロントハブの重さは250gを超えています。
リアは24Hでフリー側4本組み、反フリー側ラジアル組で977g
(リム418g)。リアハブは450gです。
ハブの回転はものすごくスムーズでいいのですが、
リムほど重量の影響が大きくないとはいえ、
ハブだけで700gはちょっと重たいですね。
GOKISOリムは、
エボリューションライトハブで組み直しました。
スポークはDTSwissのコンペティション、
フロントは20Hラジアル組で529g(リム336g)です。
リアは24H4本組みで727g(リム337g)です。
1セットのホイールを組み替えて2セットのホイールができましたので、
一粒で二度おいしい、という感じでしょうか。
ちょっと違うな・・・