「すいませ~ん。空気が全然入らないんですけど~。」
と、お客様ご来店。
どれどれ、と見てみますと、タイヤが傷んでいる様子は無いし、虫ゴムも正常です。
「では、チューブを調べて修理しましょか。」
ということでチューブを引きずり出して調べてみると、
ぶしゅわわわ~!
チューブ穴だらけです!
いっぱい開いた穴からいっぱい気泡が出てきます!
こうなるとパッチ貼れません。
お客様ごめんなさいね~、チューブ交換になります~。
なんでこんなことになるかといいますと、
まず、タイヤに尖ったもの(細い釘状の物)が刺さります。
この時点で、チューブにも穴が開き、空気が漏れてしまいます。
で、お客様は、あらあらパンクや・・・ということで、自転車屋まで押していきます。
このとき、車輪が一回転する間にタイヤとチューブが少しずれてしまうことがあります。
で、釘が下になったときにチューブにプスッ。一回転して違う場所にまたプスッ。
プスップスップスップスッ・・・穴だらけと。
刺さった物をその場で取り除いてくださればいいのですが、
タイヤに埋まりこんでいると外側からはわかりにくいですからね~。
たまに、画鋲が刺さったまま押してくるお客様がいらっしゃるのですが、
お客様いわく、「穴の場所、わかりやすいかと思て。」
そんなんすぐわかるから、抜いといてよ~!