バルブが折れた・・・
あるお客様からお問い合わせのメールをいただきました。
「後ろの車輪の空気を入れる棒?が折れてしまったのですが
チューブを交換で問題ありませんか?」
とのこと。
チューブ交換で直る旨連絡差し上げると、出張修理の依頼をいただきました。
お伺いして自転車を見てみると、バルブが折れ、スポークのニップルが3つとんでいました。
根元からもげたのではなく、途中でポッキリ折れています。
お話をお伺いしてみると、鍵がかかったままの自転車を押して運んだらしいのです。
がんばって後輪を持ち上げて運んでいたのですが、
どうにもしんどくなり、途中で引きずったりしてしまったようです。
写真のように、リング錠がちょうどバルブのところでかかっていたようで、
タイヤが接地した衝撃でリング錠とバルブがぶつかり、その結果、
バルブとスポーク3本が逝ってしまった、というわけです。
鍵がかかったままの自転車は動かさないでくださいね。
無理に動かそうとして引きずってしまうと、
・タイヤの接地している部分が削れて穴が開く。
・スポークが折れる。
・バルブがもげる。
というトラブルに発展します。高こつきまっせ~。
できるだけその場に自転車を置いといて、鍵のほうをなんとかする方向で対処してくださいね~。