お客様からWH-7801をお預かりしました。
リアハブをオーバーホールします。
フリー側のロックナットは逆ネジになっています。
緩めて外します。
ロックナットを外すとフリーボディーを抜くことができます。
フリーボディーを抜くとこのようになっています。
まだハブシャフトは抜けません。
反フリー側のロックナットと玉押しを外します。
フリー側にハブシャフトが抜けてきます。
ラチェットの爪がかかるギザギザの奥にベアリングボールが見えています。
このハブだけ他のシマノハブと構造が違い、
フリー側のベアリングがフリーボディーより内側に位置し、
ハブ全体の中心にかなり近くなっています。
これはカンパニョーロのハブと同じ構造ですね。
工業用のシールドベアリングを用いたハブも、
ベアリングの配置はこれと同じようになっています。
きれいになりました。