TNI エボリューションライトハブ

TNIのエボリューションハブが新型になりました。

もともと軽いハブだったのですが、さらに軽量化されたようです。

名称もエボリューションライトハブになりました。

どのように変わったのか、ちょいと比べてみましょう。

 

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フロントハブです。

ロゴが変わりましたね。

“Evolution Light”って書いてあります。

少しだけハブシェルが細くなっています。

 

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肉抜き穴がいっぱい開いています。

フランジの寸法は変わってないようです。

 

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エンドキャップの固定の仕方が変わっています。

旧型はシャフトがベアリングの内側にあり、

シャフトにエンドキャップをねじ込んで固定します。

新型はシャフトが飛び出しており、エンドキャップはポコッと

はめ込むだけになっています。

指でエンドキャップを引っ張るとポコッと外れます。

 

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よーく見たら、ベアリングの直径が変わってますね。

ちょっとちっちゃくなっています。

 

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リアハブです。

左から、旧エボ8~10速シマノフリー、旧エボ8~11速シマノフリー、

新エボライト8~11速シマノフリーです。

ハブシェルの形状が少し変わり、さらに少し細くなっています。

 

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これまた穴だらけ。

これは32Hなのですが、24Hだともっと穴だらけです。

 

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左が旧エボ11速、右が旧エボ10速です。

10速と比べて11速のほうが、

フリー側のフランジがほんの少し内によっています。

これはディレイラーとスポークが干渉するのを防ぐためだと思われます。

実は、フリー自体の長さは10速用と11速用は全く同じです。構造も同じ。

スプロケットがはまる部分の長さが違うだけです。

ということは10速用のハブに11速用のフリーは付く、ということになります。

でもこれはあくまでも“付く”、というだけで、“使える”というわけではありません。

使えるかもしれませんが・・・

エンドキャップの形状が変わっています。

11速用はフリー側のエンドキャップのつばが小さくなり、

反フリー側のエンドキャップが3分割になりました。

 

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左が旧エボ11速、右が新エボライト11速です。

違いはシャフトに通っているスリーブがアルミ製になったことぐらいでしょうか。

フリーは同じ物のようです。

 

ん?!ちょっと待ってくださ~い。

もしかして・・・

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やっぱり・・・

フリー側のベアリングが違います。

シールの色が違うだけではなく、外径がちょっとちっちゃくなっています。

これ手に入りにくいやつでは・・・

あれま~

 

では体重測定。

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旧エボハブフロント。

 

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新エボライトハブフロント。

 

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旧エボハブリア10速。

 

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旧エボハブリア11速。

 

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新エボライトハブリア11速。

 

旧エボハブのフロントが尽きました。

今後は前後ともエボライトハブを使っていこうと思うのですが、

すいません・・・

値段が上がります。

リアハブはちょっとだけ残っているので、少しでも安いほうがいいな~

フロントが新型でリアは旧型でも気にしないよ~

という方はお申し付けください。お安くしときます~。

 

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