先日、
「KINLIN XR-19WとTiagraハブでホイールを作成して欲しいのですが、
エンド幅135mmのクロスバイク用にリアハブを135mmにできますか?」
とのお問い合わせ。
できますできます。
FH-4600のハブシャフトを長いものに交換し、
反フリー側のスペーサーを5mm分長くなるように交換しました。
このハブでホイールを組むと、当然、130mmのときと比べて、
リムのセンターが2.5mm左に寄った位置になります。
そうすると、右のフランジ-センター間が2.5mm長くなり、
左のフランジ-センター間が2.5mm短くなります。
これ、左右のスポークテンション差がすごく縮まりますね~。
このハブですと通常スポークテンションは、55:100(実際の値ではなく、
あくまでも比率ですよ)ぐらいになるのですが、
135mm化することで、65:100ぐらいのテンション比になります。
これはいいですね~。フリー側のスポークテンションをむやみに上げなくても、
反フリー側のスポークテンションがちょうどいい感じに上がってくれますね。
エンド幅135mmのクロスバイクにお乗りの方、これお勧めですよ。
135mmハブの完組みでいいのが無いな~、という方、
シマノのロード用ハブを使ったO.L.D.135mmの手組みホイール、
軽いのやら頑丈なのやら、いろいろできますので是非お問い合わせください。