「パンクしたみたいです~。修理お願いします~。」とお客様。
はいは~い、ということで見てみますと、タイヤがだいぶ傷んでいましたので、
お客さんと相談の上、タイヤ&チューブ交換となりました。
その作業中、
また出た!
パンク防止剤が入っていました。
これはオレンジ色ですが、緑色やら白色やらのもあります。
なぜかどれも不自然に鮮やかな色合い。
よ~くいらっしゃいますよ、パンク防止剤が入っているにもかかわらず、
パンクして来られるお客様が。
もし、ほんまにパンクを防止するのであれば、めったに見ることは無いはずなんですが、
結構な割合でパンク修理の依頼があります。
これ、パンクを防止する効果は、ほとんど無いんじゃないでしょうか。というか無いです。
以前、バルブ部分がポッキリ折れて、オレンジ色の防止剤が噴出して、
えらいことになっているお客様がおられました。
「オレンジのが出てきてすごいんです~。」
と泣きそうな声で出張修理の依頼の電話があったのでお伺いしたのですが、
その車両を見た瞬間に、私が泣きそうになりました・・・
で、当店ではパンク防止剤が入っている車両に関しては、
パンク修理をお断りしています(チューブ交換となります)。
なぜかといいますと、まず、小さいパンク穴を発見しづらい、というのと、
防止剤がパンク穴からでろ~んと出てきて、パッチが貼れない、
というのが主な理由です。
お願いですから、自転車屋で防止剤を勧められてもお断りしてくださいね~。